
Members.
当社の仲間たちをご紹介します。
「現場は一人でするものではない。工事にかかわる全ての人がお客様のために最善の手を導き出してこそ、満足を得られる。」
代表取締役社長
長屋 隆尚 Takanao Nagaya
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我々の誇る現場チームはどこにも負けない団結力があると確信しています。
インタビュアー(以下、イ):これまでの長い歴史の中で、印象に残っているお客様はいますか?
これまでいろいろなお宅の工事を担当させて頂きましたが、とある大物芸能人の方のご自宅の新築工事では、いろいろ普段以上に気を遣うことが多かったように思いますね。
工事期間中は度々TVのワイドショーなどで紹介されたり、レポーターさんがコメントを求めてきたりと気が気じゃなかったです。
工事中にご本人が事故により長期入院となってしまい、工程や仕様などのお打ち合せは私が奥様に同行する形で付き添い見舞いを繰り返したものです(笑)。ある時はレポーターさんに追いかけ回された奥様を守るため、私が奥様の車を運転して、離れたお寺に停めた職人さんの車に奥様を乗せ換えてカモフラージュしたりと、まるでマネージャーさんのような事までやっていました(笑)。
イ:その現場は結局うまく治まったんですか?
どうやって無事に終えたんですか?
結果的に工期は大幅に遅れてしまいましたが、何とか無事にお引渡し出来ました。
度重なるトラブルに見舞われた中で、職人さん達を含めた我々現場の人間が一丸となって、お互いを気遣ったり、工程を少しでも早めるため譲り合いをしたり意見をぶつけ合ったり、そして時にはお客様のために仕事以外のサポートまでしたり(笑)、まさに長屋工務店が誇るチームワークの良さや団結力を改めて実感出来た瞬間でもありました。

先代の培ってきたものがあるから今の自分がいる。
社内のメンバーも下請けさんも全員が家族だと思っている。
イ:他に何か忘れられないエピソードなどはありますか?
あれはいつだったか、土曜日の夜10時を回った頃、お引き渡し後間もない
お客様より電話がかかって来たことがありました。
その内容は、「今すぐ家に来てほしい、大変なことが起きてる・・。」
という電話でした。
しかし、恥ずかしい事に私はその時、お酒を飲んでしまっていたのです(笑)。
その場で正直に「少し覚ましてから伺います!」と返事をし、深夜0時頃ようやくその家に伺うと、その場で私の顔から血の気とお酒が一気に抜けて青褪めた事をはっきり覚えています。
トイレの給水管からの漏水で、玄関ポーチや室内が水浸しの状態だったのです。
その後、元請けの課長さんや設備業者の社長さんや職人さんに来てもらい、地下室の水の汲み出しや廊下など室内までいってしまった水の掻き出し、清掃を経て全て終了したのが明け方4時頃でした。
疲れ果てて車で帰宅したのを思い出します(笑)。
その頃の私はまだ若かったので、職人さん達がなかなか私の言う事を聞いてくれず、度々衝突しては友人などに文句や弱音を吐いていた時期でした。先代社長にもいつも「お前はまだ青い!」と怒られていました。
でも何かトラブルがあった時にはこうやってすぐ駆けつけて原因を突き止め、文句も言わずに対応してくれる。やはり彼らはプロで、自分の仕事に誇りと責任を持っています。
何も分かっていないのは自分の方だったのです。今では先代の言っていたことがよく分ります。
それからは、以前より職人さんに敬意を払うようになり、今では家族とも思えるほどに良好な関係を築けています。
イ:最後に、社長のプライベート趣味や、大事にしているルーティンなどがあればお聞かせ下さい。
愛犬のトイプードルとの旅行ですね。一緒に泊まれるホテルや、ペットも同行可能な海水浴しか行きません(笑)。
あとは食べ歩きでしょうか。恵比寿の町は美味しいものがたくさんありますから。
ちなみに、日曜日のブランチに私が作るチーズオムレツもお店に負けないくらいの絶品ですよ(笑)。
ルーティンでは、25年続けている“靴下、スリッパ、靴などを左足から履く。お風呂の入浴も左足から。”というのがあります。
そして何より、現場一同の無事故・安全祈願。また私の腰痛予防のおまじないも欠かせません。

「明るく、楽しく、そして完璧に。」
工事部長
長屋 雅則 Masanori Nagaya
好きな事
サッカー観戦(特にJリーグ)
旅行(1人で気ままに。)
イ:自己紹介をお願いします。
工事部長の長屋雅則です。先代から叩き込まれたノウハウで、当社を工事部長として引っ張ります。仕事のモットーはいつも明るく・楽しく・完璧に。せっかくやるなら楽しく仕事をしたいといつも思っています!
イ:仕事をする上でのやりがい、または大変な時に乗り越える方法お教え下さい。
やはり、工事完了後にお客様から「ありがとう。」とお礼を言われたり、お褒めの言葉をいただけた時ですよね。
多分どんな仕事をしていても、これ以上にやりがいを感じられる瞬間は無いと思っています。
現場作業は体中が汚れるのは当たり前で危険もつきものです。それに夏は熱中症、冬の現場も苛酷で、ハッキリ言えば毎日が大変(笑)。
でも、小さな頃からこの会社を見て育ってきた自分としては、そんなの何てことないんです。
皆苦しいけど、時には冗談を言って笑い合いながら、しっかり完璧な工事をすれば必ず報われるって分かってるから。
それが自分はいつも明るく楽しく現場をしていられる秘訣ですかね。